経営診断
経営診断
「経営診断」は、会社の健康診断や人間ドックに例えられます。
現状把握のための「経営診断」は、全ての経営コンサルティングの基本になります。
「経営診断」により、未来の企業の「あるべき姿」へ向けた会社の経営課題が明確になります。
定期的に経営診断を受けることによって「あるべき姿」に向かって「合理的な経営ができているのか」、「経営改善の方向性が間違っていないか」、「軌道修正は必要ないか」などが明確になり、課題解決の進捗具合を確認しながら自信をもって経営できるようになります。
また、経営(強み≒魅力)のブラッシュアップにおいて、見落としているリスクや経営のヒントに気づくきっかけになります。
経営診断サービスの手順
財務分析はもちろん必要ですが、数値分析だけでは「なぜそのような数値になったのか」、その真因(本当の原因)までは分かりません。
売上減少の原因は一つではありません。(1)商品や製品の品質そのものに問題がある、(2)商品や製品が素晴らしくてもターゲットとしているマーケット、価格設定、アフターサービスや接客に問題がある、(3)プロモーションや営業力に問題がある、など様々な原因が考えられます。
財務分析だけでは、「問題点がどこにあるのか」という仮説立案までで、真の問題解決や具体的な行動計画への落とし込みは難しいと思います。。ただ、BS、PL、CFなどの財務諸表に加えて、社員数や労働時間などの情報が把握できると分析の精度が格段と上がります。
「生産性の低い原因は〇〇にあるのではないか」、「売上が伸びない原因は〇〇にあるのではないか」、「粗利率の低い原因は〇〇にあるのではないか」・・・、など具体的な仮説設定が可能になります。
経営には、「目に見えない経営理念、経営戦略、人材育成の仕組み、人材のモチベーション、企業特有のノウハウ、顧客との関係性」などの知的資産と成長ステージにおける財務数値のバランスが重要です。
そのため、経営実態を把握するためには、数値の把握だけでなく、現場、現物、現実を把握することが必要です。
机上で考えていても、原因の本質にたどり着けません。本質が見えなければ、課題解決のための方向性がずれてしまうからです。間違った経営を行えば、企業存続の問題に発展するかもしれません。
健康診断や人間ドックに行っても、病気の見落としや誤診があれば、健康になるための問題解決にならないだけは済みません。病気の見落としや発見の遅れによって、治療が手遅れになると、健康を大きく損ったり、命にかかわる問題になりかねません。
当社では、今まで26年間で約2,000社超の財務諸表を分析してきましたが、財務諸表の作り方に戦略のない企業が多いことに驚いています。今後は、金融機関ではAIを融資審査に活用していくと考えられますから、財務諸表は財務戦略の1つになると考えています。財務諸表に対する気配りがある会社なのかそうではないかだけで、融資が受けられたり、断られたりする時代がきます。
AIが画一的に融資の可否を判断するからです。
信頼できる財務のプロコンサルタントであれば、過年度の決算書をみるだけで財務諸表の問題点を指摘することができます。
いずれにしても経営診断は、信頼のできるプロコンサルタントに依頼することをお勧めいたします。皆さんが数ある病院から信頼できる病院を選ぶのと一緒です。
難しい外科手術や病名の特定には実績や経験が必要となることと同じです。プロの将棋の世界でも実績によって初段から始まり、四段、・・・竜王、名人などの段位があります。
当社では、目利きの利いた「価値のある経営診断だった」と言ってもらえる経営診断を心がけています。
この機会に経営診断、または財務診断をしてみようとお考えの方は、お問合せタブからご連絡ください。
ご依頼やご相談、資料請求は下記よりお願いいたします。
TEL:03-6447-2238 (月〜金曜日 10:00 〜 17:00)
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