羽田空港の国際線の発着増加とグローバル化
羽田空港の国際線の発着増加とグローバル化
日本では少子高齢化・人口減少傾向が進んでいますが、訪日外客数は着実に増加しています。
2017年に2,869万人だった訪日外客数が、2018年に3,119万人(日本政府観光局)に達しました。2019 年6 月の訪日外客数は288万人となり、6 月として過去最高を記録しています。政府目標の2020年4,000万人が射程距離に入ってきました。
出所:JTB総合研究所(日本政府観光局資料データを参考)
2020年の東京五輪を見据えて、羽田空港の国際線の発着を65%増やすことが決まりました。羽田空港は、世界で5番目に利用者の多い空港で、国内線利用者が1日182,000人、国際線利用者が1日47,000人となっています。
具体的には、都心上空を飛ぶ新飛行ルートの開設によって、国際線の年間発着枠を60,000回から99,000回に増加する計画で、経済波及効果 6,503億円(年間)、雇用増加数4.7万人が見込まれています。
今後の世界的な航空需要は、アジア地域を中心にさらに伸びるといわれています。
世界との物理的な距離は縮まりませんが、羽田空港の国際線の発着増加で世界との移動時間は今後ますます短くなっていきます。
「日本国内で訪日外国人を対象にしたビジネス」や「海外を対象にしたビジネス」にも新規事業や既存事業の収益拡大のチャンスがあります。
「海外とのビジネス」というと、語学を勉強しなくてはと短絡的に考えてしまいがちです。しかし海外現地では、全ての人が現地語で、あるいは英語でコミュニケーションをとっていますが、コミュニケーションをとれる人全てがビジネスで成功しているわけではありません。
グローバル経営では、語学も大事ですが、語学ができるだけではビジネスを成功に導くことはできません。
それ以上に「外部環境を捉える目利き力、事業の魅力を見極める目利き力、発信力」など経営面の能力が求められているのだと思います。
ご依頼やご相談、資料請求は下記よりお願いいたします。
TEL:03-6447-2238 (月〜金曜日 10:00 〜 17:00)
ご依頼やご相談、資料請求は下記よりお願いいたします。
TEL:03-6447-2238
(月〜金曜日 10:00 〜 17:00)